ニューヨーク外国為替市場概況・24日 ドル円、小幅続伸

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら続伸。終値は157.19円と前営業日NY終値(157.17円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.6250%前後と5月30日以来の高水準を付けると円売り・ドル買いが先行。1時30分前に一時157.38円付近まで値を上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値157.39円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重し。
 なお、本日はクリスマスの前日で米債券・株式・商品市場が短縮取引。市場参加者の多くが既にクリスマス休暇に入る中、商いは低調となった。

 ユーロドルは続落。終値は1.0399ドルと前営業日NY終値(1.0405ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ただ、クリスマス休暇で市場参加者が激減する中、狭い範囲内での推移にとどまった。今日の安値は1.0384ドル、高値は1.0410ドルで値幅は0.0026ドル程度だった。

 ユーロ円は反落したものの、下値は堅かった。終値は163.36円と前営業日NY終値(163.53円)と比べて17銭程度のユーロ安水準。アジア時間に一時163.03円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、24時過ぎには163.63円と本日高値を付けた。

本日の参考レンジ
ドル円:156.89円 - 157.39円
ユーロドル:1.0384ドル - 1.0410ドル
ユーロ円:163.03円 - 163.63円

(中村)
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