東京外国為替市場概況・15時 ドル円、切り返し

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は切り返す動き。15時時点では157.32円と12時時点(157.07円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。植田日銀総裁の講演前に156.99円まで下押した。講演内容が伝わるも目新しさはなく、直後は反応薄。しかし、その後徐々に買いが強まると157.37円まで上昇してわずかに本日高値を更新した。

 ユーロ円は方向感定まらず。15時時点では163.60円と12時時点(163.30円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて163.30円台まで下押し後に163.70円前後まで切り返すなど、主体性の乏しい動きとなった。

 ユーロドルは15時時点では1.0400ドルと12時時点(1.0403ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。午前に続き1.04ドル近辺でのこう着相場となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.99円 - 157.37円
ユーロドル:1.0396ドル - 1.0411ドル
ユーロ円:163.26円 - 163.74円

(川畑)
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