ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では158.01円と24時時点(157.93円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは4.60%台まで上昇幅を縮小したものの、NY時間に入って強まったドル買い・円売りの流れは継続。一時158.08円と7月17日以来の高値を更新した。日銀は追加利上げ、米連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げに慎重との見方が広がるなか、日米金利差縮小観測の後退が相場の支えとなっている。

 ユーロ円はしっかり。2時時点では164.67円と24時時点(164.28円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時164.70円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは2時時点では1.0422ドルと24時時点(1.0402ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。依然として狭いレンジ内ではあるものの、米金利の上昇幅縮小などを手掛かりに1.0423ドルまで反発した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.08円 - 158.08円
ユーロドル:1.0391ドル - 1.0423ドル
ユーロ円:163.32円 - 164.70円

(岩間)
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