今日の株式見通し=堅調か 休場明けの米国株は落ち着いた動き

 東京市場は堅調か。休場明けの米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は28ドル高の43325ドルで取引を終えた。プラス圏とマイナス圏を行き来するなど方向感に乏しく、3指数ともほぼ横ばいで値幅が出なかった。ドル円は足元157円90銭近辺で推移しており、158円台に乗せる場面もあった。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて210円高の39700円、ドル建てが310円高の39800円で取引を終えた。

 休場明けの米国市場に特段の波乱はなかった。ドル円は緩やかに円安が進んでおり、日本株をサポートする。きのうの日経平均は400円を超える上昇となり、終値(39568円)で39500円を上回った。CME225先物は上昇スタートを示唆しており、外部環境の落ち着きをプラスに捉えて上を試しに行くと予想する。売り材料が乏しいだけに、勢いがつけば4万円乗せも十分可能とみる。そこまでの上昇にはならなかったとしても、終日しっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは39600円-40050円。
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