今日の株式見通し=軟調か 主力グロース株が弱く米国株は下落

 東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は333ドル安の42992ドルで取引を終えた。テスラやエヌビディアなど主力のグロース株が弱く、幅広い銘柄・業種が売りに押された。ドル円は足元157円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円安の40130円、ドル建てが10円安の40220円で取引を終えた。

 ダウ平均が値幅を伴った下げとなったことから、日本株も連れ安すると予想する。ただ、ダウ平均は一時500ドル超下げたところからはやや持ち直して終えている。日経平均は先週後半に強い上昇となっているだけに、下値は拾われる公算が大きい。4万円割れを回避できるかどうかが焦点となるが、割れたとしても売り急ぎは抑制され、割れなければ売り一巡後は戻り基調が続くだろう。大納会でご祝儀的な買いは入りやすく、序盤に安値をつけて鋭角的に切り返すようであれば、プラスで終える展開も期待できる。日経平均の予想レンジは39900円-40500円。
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