欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、不安定な値動き

 30日の欧州外国為替市場でユーロドルは不安定な値動き。20時時点では1.0438ドルと17時時点(1.0426ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。18時前に1.0409ドルまで売りに押されたが、昨日安値の1.0405ドルが目先のサポートとして意識されると売りも一服。その後は一転して買い戻しが進み、昨日高値の1.0444ドルに面合わせするなど、1.04ドル台前半で上下に振れた。

 ドル円は戻りが鈍い。20時時点では157.78円と17時時点(157.88円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。18時過ぎに157.99円付近まで上昇したものの、158円台の回復に失敗すると伸び悩む展開に。対欧州通貨などで再びドル売りが強まった流れに沿って157.70円台まで押し戻された。

 ユーロ円は20時時点では164.73円と17時時点(164.64円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。18時前に164.42円付近まで下げた後、ユーロドルの上昇につれて164.80円台まで切り返した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.64円 - 158.07円
ユーロドル:1.0409ドル - 1.0444ドル
ユーロ円:164.23円 - 164.90円

(岩間)
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