欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、さえない

 30日の欧州外国為替市場でドル円はさえない。22時時点では157.55円と20時時点(157.78円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.57%台まで低下幅を拡大したことをながめ、全般にドル売りが進んだ。日米株価指数の軟調推移なども相場の重しとなり、一時157.49円まで本日安値を更新した。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0449ドルと20時時点(1.0438ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下によるドル売りの流れに沿った。前週末高値の1.0444ドルを上抜けて、一時1.0458ドルまで値を上げた。

 ユーロ円は22時時点では164.67円と20時時点(164.73円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。NY勢の参入後はドル絡み取引が中心となったことで方向感が乏しくなったが、株安が手掛かりとなり、164円台後半のレンジ内ながらやや上値の重さが意識された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.49円 - 158.07円
ユーロドル:1.0409ドル - 1.0458ドル
ユーロ円:164.23円 - 164.90円

(岩間)
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