欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、値動き細る

 24日の欧州外国為替市場でドル円は値動きが細った。22時時点では157.13円と20時時点(157.09円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇したが材料視されず、引き続き157円台前半での推移が続いている。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0391ドルと20時時点(1.0396ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。引き続き安値圏で張り付いている。ブイチッチ・クロアチア中銀総裁が「データが予測と一致すれば利下げを継続できる」「予測の方向性はさらなる利下げを示唆している」などと発言したが、影響は見られていない。

 ユーロ円は22時時点では163.20円と20時時点(163.23円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。特段材料は伝わっていないが、ポンド高が進んだ影響から163.40円手前まで上昇したが、上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.89円 - 157.39円
ユーロドル:1.0389ドル - 1.0410ドル
ユーロ円:163.03円 - 163.60円


(越後)
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