欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、安値圏もみ合い

 20日の欧州外国為替市場でドル円は安値圏でもみ合い。22時時点では156.73円と20時時点(156.74円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。156.60円まで本日安値を更新するなど、足もとの相場上昇に対する調整の動きが続いているが、NY勢の本格参入を前に動きは徐々に鈍くなっている。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁から「現時点では利上げを重要なリスクとは考えていない」「2025年に2回の利下げを行うという予測に非常に納得している」などの発言が伝わったが、特段材料視されていない。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0389ドルと20時時点(1.0392ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドルの調整売りが散見され1.0400ドルまで値を上げたが、1.04ドル台定着には至っていない。

 ユーロ円は22時時点では162.84円と20時時点(162.88円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:156.60円 - 157.93円
ユーロドル:1.0343ドル - 1.0400ドル
ユーロ円:162.35円 - 163.66円


(越後)
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