欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、もみ合い

 18日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。20時時点では153.57円と17時時点(153.57円)とほぼ同水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことなどを受けて153.74円付近まで値を上げた。もっとも、本日高値の153.79円には届かず。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表に注目が集まるなか、積極的な売買は手控えられている。

 ユーロドルは売り一服。20時時点では1.0498ドルと17時時点(1.0496ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0488ドルを安値に反発力は弱いが売りは一巡している。ウンシュ・ベルギー中銀総裁が「ユーロドルがパリティ(1ユーロ=1.0000ドル)に下落すれば、米国のトランプ次期政権がユーロ圏に追加関税を課しても経済成長への影響を和らげることができる」とユーロ安を容認する発言をしたが、特段材料視されなかった。

 ユーロ円は20時時点では161.23円と17時時点(161.20円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。161円台前半を中心としたもみ合いが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:153.34円 - 153.79円
ユーロドル:1.0488ドル - 1.0513ドル
ユーロ円:160.92円 - 161.48円


(越後)
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