欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 10日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では151.78円と20時時点(151.58円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.24%台まで上昇幅を拡大するなど、米金利高を背景とした買いが続き、22時過ぎには151.83円まで本日高値を伸ばした。

 ユーロ円は下値が堅い。22時時点では159.84円と20時時点(159.59円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下落に伴って159円台半ばまで下押ししたものの、ドル円が再び上昇するにつれて159.80円台まで持ち直している。

 ユーロドルは売り一服。22時時点では1.0531ドルと20時時点(1.0528ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇を受けて1.0520ドルまで日通し安値を更新したが、低下していた独長期金利が再び上昇していることもあり下値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.90円 - 151.83円
ユーロドル:1.0520ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:159.38円 - 160.07円


(越後)
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