欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、堅調

 6日の欧州外国為替市場でドル円は堅調。20時時点では150.57円と17時時点(150.09円)と比べて48銭程度のドル高水準だった。ナイト・セッションの日経平均先物が堅調に推移するなか、アジア時間に進んだリスク回避の円買いの動きが巻き戻された。時間外の米10年債利回りが一時4.19%台まで上昇したことも相場の支えとなり、アジア時間の高値150.28円を上抜けて150.70円まで値を上げた。

 ユーロ円も堅調。20時時点では159.35円と17時時点(158.85円)と比べて50銭程度のユーロ高水準だった。株高やドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時159.44円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは買いが一服。20時時点では1.0583ドルと17時時点(1.0583ドル)とほぼ同水準だった。17時過ぎに1.0594ドルまで上昇したものの、節目の1.0600ドル手前では買いも一服。米金利上昇の影響もあって、その後は1.0580ドルを挟んだ水準でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.77円 - 150.70円
ユーロドル:1.0566ドル - 1.0594ドル
ユーロ円:158.38円 - 159.44円


(岩間)
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