欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、じり高
4日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。20時時点では150.86円と17時時点(150.40円)と比べて46銭程度のドル高水準だった。日銀の年内追加利上げ観測が後退したことを手掛かりにした買いが継続。時間外の米10年債利回りが4.25%台まで上昇したことも相場の支えとなり、一時150.89円まで上値を伸ばした。
ポンドドルは下値が堅い。ベイリー英中銀(BOE)総裁が「経済見通しがこのまま推移すれば来年4回の利下げを見込む」との見解を示すと、一時1.2630ドルまで下押す場面があった。ただ、その後は1.2680ドル台まで下値を切り上げており、英中銀の利下げ期待を手掛かりにした売りも長続きしなかった。
ユーロ円はしっかり。20時時点では158.39円と17時時点(158.05円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。全般に円売りが進んだ流れに沿って158.44円まで本日高値を更新した。
ユーロドルは神経質な値動き。20時時点では1.0499ドルと17時時点(1.0508ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。昨日高値の1.0535ドル手前で上値の重さを確認すると売りに押される展開となり、一時1.0483ドルまで下押し。ただ、下値についても昨日安値の1.0481ドルがサポートとして意識されており、一巡後は1.0510ドル前後まで切り返した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 150.89円
ユーロドル:1.0483ドル - 1.0529ドル
ユーロ円:156.99円 - 158.44円
(岩間)
ポンドドルは下値が堅い。ベイリー英中銀(BOE)総裁が「経済見通しがこのまま推移すれば来年4回の利下げを見込む」との見解を示すと、一時1.2630ドルまで下押す場面があった。ただ、その後は1.2680ドル台まで下値を切り上げており、英中銀の利下げ期待を手掛かりにした売りも長続きしなかった。
ユーロ円はしっかり。20時時点では158.39円と17時時点(158.05円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。全般に円売りが進んだ流れに沿って158.44円まで本日高値を更新した。
ユーロドルは神経質な値動き。20時時点では1.0499ドルと17時時点(1.0508ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。昨日高値の1.0535ドル手前で上値の重さを確認すると売りに押される展開となり、一時1.0483ドルまで下押し。ただ、下値についても昨日安値の1.0481ドルがサポートとして意識されており、一巡後は1.0510ドル前後まで切り返した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 150.89円
ユーロドル:1.0483ドル - 1.0529ドル
ユーロ円:156.99円 - 158.44円
(岩間)