欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し

 5日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では150.11円と17時時点(149.78円)と比べて33銭程度のドル高水準だった。日銀の追加利上げ観測を意識した売りが一巡し、徐々に下値を切り上げた。時間外の米10年債利回りが4.21%台まで上昇したことも相場を支え、150.30円台まで反発する場面も見られた。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0525ドルと17時時点(1.0534ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。昨日高値の1.0544ドルを上抜けて1.0546ドルまで上昇したものの、その後は買いも一服。対円などでドル売りの動きが落ち着いたこともあり、やや上値が重くなった。

 ユーロ円は20時時点では158.01円と17時時点(157.79円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて下値を切り上げる展開となり、一時は158.30円台まで買い戻しが入った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.66円 - 150.78円
ユーロドル:1.0508ドル - 1.0546ドル
ユーロ円:157.56円 - 158.49円

(岩間)
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