欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し

 31日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では156.83円と17時時点(156.20円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。17時30分前に156.02円まで本日安値を更新したが、20日安値の155.96円などがサポートとして意識されると売りも一服。その後は欧米株価指数の持ち直しなどを手掛かりに、リスク回避目的の円買いが巻き戻されて157.00円手前まで反発した。

 ユーロ円も買い戻し。20時時点では163.34円と17時時点(162.66円)と比べて68銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同じく買い戻しが優勢となり、19時30分前には163.41円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは20時時点では1.0413ドルと17時時点(1.0412ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。一時1.0424ドルまで本日高値を更新したものの、全般に円絡みの取引が目立つ中で値幅は限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.02円 - 157.07円
ユーロドル:1.0397ドル - 1.0424ドル
ユーロ円:162.46円 - 163.44円

(岩間)
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