今日の株式見通し=軟調か 国内休場の間の米国株はやや弱めの動き

 東京市場は軟調か。休場の間の米国株は、ダウ平均が12月30日、31日、1月2日と下落し、3日は上昇した。1月3日は339ドル高の42732ドルで取引を終えたが、昨年12月27日の42992ドルとの比較ではやや水準を切り下げており、大発会は弱めのスタートを予想する。

 ドル円は足元157円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて395円安の39595円、ドル建てが310円安の39680円で取引を終えた。昨年12月30日(大納会)の日経平均の終値は39894円。CME225先物からは3桁下落スタートが見込まれる。1月3日の米国株が大きく上昇しているだけに売り一辺倒にはならないとみるが、2025年に入って米国ではテロ行為が相次ぐなどきな臭い動きも出てきており、楽観ムードが高まる展開も期待しづらい。下げて始まった後は方向感に欠ける地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは39500円-39800円。
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