海外マーケットトピックートランプ次期大統領、新たな関税導入へ・・・

<市場動向>
・米国株式市場-ダウは3日ぶりに反発、ナスダックは小幅続落
・NY原油先物-2月限の終値は前営業日比0.93ドル安の1バレル=73.32ドル
・NY金先物-2月限の終値は前営業日比7.0ドル高の1トロイオンス=2672.4ドル
・CME225先物-大阪取引所の日中比で下落、39935円で引け 
・VIX指数-17.7に低下 米株式市場は雇用統計を前に様子見

<海外経済指標>
・11月米消費者信用残高 -74.9億ドル、予想 +105.0億ドル
・EIA石油在庫統計:原油は95.9万バレルの取り崩し
・11月米卸売売上高(前月比)+0.6%、予想 ±0.0%
・前週分の新規失業保険申請件数 20.1万件、予想 21.8万件
・前週分の失業保険継続受給者数 186.7万人、予想 186.7万人
・12月ADP全米雇用報告 +12.2万人、予想 +14.0万人

<海外の要人発言>※時間は日本時間 
・8日22:03 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「さらなる利下げが適切になるだろう」
「利下げのペースはインフレの進展と雇用市場の状況に依存する」
「雇用市場が近い将来劇的に弱まるという兆候はない」
「見通しが予想通りであれば、2025年の利下げを支持する」
「米財政赤字も長期金利を押し上げている可能性」
「関税がどうなるかについては大きな不確実性がある」
「短期的には、関税がインフレに大きな影響を与えるとは思わない」
「現在の金利は制限的だが、景気後退を引き起こすほどには厳しくない」
・9日02:45 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「インフレに対する勝利は崩れていない」
「12月のインフレ上昇は予想されていた」
・9日04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月17日-18日分)
「多くの当局者は今後数四半期で慎重なアプローチが必要だと認識」
「一部当局者は12月に金利を据え置くことがメリットと認識」
「決定は微妙に均衡と過半数が認識」
「当局者は時間の経過とともに中立金利に向かうと予想」
「労働市場の冷え込みに対する懸念は和らいだ」
「スタッフはトランプ氏の貿易政策により2025年にインフレが高止まりすると見ている」
「貿易政策によりインフレデータが読みにくくなる可能性」
「当局者はトランプ氏の貿易・移民計画によりインフレの進展が鈍化すると予想」
「ほぼすべての当局者がインフレの上振れリスクが高まったと認識」
「当局者は労働市場の緩やかな緩和をみており、急激な悪化の兆候はないと認識」
「多くの当局者は利下げのペースを緩めたいと認識」

<一般ニュース>
・量子コンピューティング株急落、「実用化は20年先」とエヌビディアCEO=ロイター
・米国務長官、トランプ氏のグリーンランド購入案に否定的見解=ロイター
・米当局は「徹底的な分析」、日鉄のUSスチール買収阻止巡り-財務長官=ロイター
・トランプ次期大統領、新たな関税導入へ経済緊急宣言を検討-CNN=BBG
・イエレン米財務長官、利回り上昇の背景を説明-退任後は古巣に復帰へ=BBG
・メキシコ大統領がトランプ氏に反論-メキシコ湾を改称との主張巡り=BBG
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