欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 小動き

 20日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。22時時点では156.38円と20時時点(156.37円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。底堅いも東京序盤につけた高値156.58円を試す動きには持ち込めず、米大統領就任式待ちムードが強いなか156.30円台を中心に狭いレンジ内での動きにとどまった。

 ユーロドルは底堅い。22時時点では1.0320ドルと20時時点(1.0315ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.0326ドルまでわずかながらレンジ上限を広げ、1.03ドル前半で小じっかり。ただ、あくまでも注目イベントを控えたポジション調整の域を出ず値動きは限定的。

 ユーロ円は22時時点では161.38円と20時時点(161.29円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の底堅い動きが下支えとなるなか、ユーロドルのじり高につられ161.49円まで高値を更新したが、相場全体の方向感が鈍く買いは続かず161円前半で小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.71円 - 156.58円
ユーロドル:1.0266ドル - 1.0326ドル
ユーロ円:160.32円 - 161.49円

(金)
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