東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 22日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では156.04円と15時時点(155.83円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。特に新規の取引材料は伝わらなかったが、底堅い地合いが継続。一時156.11円まで本日高値を更新した。目先は昨日高値の156.23円がレジスタンスとして意識されるか注目となる。

 ユーロ円はしっかり。17時時点では162.46円と15時時点(162.30円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて一時162.57円まで上値を伸ばした。日銀の利上げ観測を手掛かりにした円買いの動きが一巡したことにくわえ、昨日の米国株や本日の日経平均株価などが大幅上昇となったこともあり、目先はリスクを取りやすい状況となっている。

 ユーロドルは17時時点では1.0411ドルと15時時点(1.0415ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.0410ドル台を中心としたもみ合いが続いており、欧州勢の本格参入待ちの様相だ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.36円 - 156.11円
ユーロドル:1.0393ドル - 1.0434ドル
ユーロ円:161.88円 - 162.57円


(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。