ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、神経質な動き

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な動き。4時時点では155.68円と2時時点(155.65円)と比べて3銭程度のドル高水準。米10年債利回りが4.54%台まで低下すると、ドル円も上値が抑えられた。ただ、下値も限られ、方向感なく動く米長期金利に連れて神経質な動きを繰り返している。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0426ドルと2時時点(1.0426ドル)とほぼ同水準だった。ドル円同様に米長期金利の動きに連れてユーロドルも小幅に買われる場面もあったが、欧州引け後からは値動きは極端に細っている。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では162.31円と2時時点(162.28円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。162円前半でのもみ合いが続いている。
 
 カナダドルは軟調。レビット米ホワイトハウス報道官が「カナダとメキシコへの関税発動の2月1日の期限は変更しない」と会見で発言したことで、対ドルでは1.44カナダドル台までドル買い・カナダドル売りが小幅に進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.49円 - 155.98円
ユーロドル:1.0414ドル - 1.0494ドル
ユーロ円:161.58円 - 162.70円


(松井)
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