ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では155.26円と22時時点(155.27円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが上昇幅を縮めると円買い・ドル売りが小幅ながら入ったものの、下押しは限定的だった。明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に様子見ムードが強く、大きな方向感は出なかった。
 なお、1月米消費者信頼感指数は予想を下回った一方、1月米リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回るなど、強弱入り混じる結果となった。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0431ドルと22時時点(1.0420ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。21時過ぎに一時1.0414ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が上昇幅を縮めると徐々に下値を切り上げた。

 ユーロ円は24時時点では161.95円と22時時点(161.79円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.49円 - 155.98円
ユーロドル:1.0414ドル - 1.0494ドル
ユーロ円:161.58円 - 162.70円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。