ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では154.36円と22時時点(154.05円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。20時30分過ぎに一時153.72円と昨年12月18日以来の安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げた。米長期金利が低下幅を縮めたことなどが相場を下支えした。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0509ドルと22時時点(1.0520ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。22時過ぎに一時1.0533ドルと昨年12月17日以来の高値を付けたものの、米長期金利が低下幅を縮めると次第に上値が重くなった。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では162.22円と22時時点(162.06円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.72円 - 156.25円
ユーロドル:1.0454ドル - 1.0533ドル
ユーロ円:161.55円 - 163.75円

(中村)
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