ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、弱含み

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。2時時点では155.58円と24時時点(156.30円)と比べて72銭程度のドル安水準だった。米・中長期金利の低下が重しとなり156円を割り込むと、ロンドン16時のフィキシングに向けた売りにも押されて155.60円台まで下落。その後の戻しも限られ、2時頃に155.60円を割り込んだ。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.0514ドルと24時時点(1.0491ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の低下が支えとなり、昨年12月17日以来の高値となる1.0520ドルまで上昇。もっとも、同日高値1.0534ドルが抵抗水準として意識され、またユーロポンドの売りも重しとなって一巡後はやや伸び悩んだ。

 ユーロ円は上値切り下げ。2時時点では163.59円と24時時点(163.97円)と比べて38銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落に引きずられ、弱含む米株の動きも重しとなり、163.50円台まで下押した。

 ポンドは堅調。対ドルでは1.2497ドルと7日以来の1.25ドル台に迫り、対円でも194.58円まで上値を伸ばした。ユーロポンドも欧州前半の0.84ポンド半ばから0.8411ポンドまでユーロ安ポンド高に振れた。予想を上回った1月英製造業・サービス部門PMI速報値を受けたポンド買いの流れが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.85円 - 156.57円
ユーロドル:1.0412ドル - 1.0520ドル
ユーロ円:161.92円 - 164.08円

(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。