ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では155.99円と2時時点(156.00円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領の「金利引き下げを要請する」発言をきっかけとした上値の重さが継続。155.10円台で頭を抑えられて、再び155.90円を割り込む場面があった。

 ユーロドルは底堅さ継続。4時時点では1.0424ドルと2時時点(1.0419ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。米連邦準備理事会(FRB)に対してトランプ米大統領が利下げを求める考えを示したことを支えに、一時1.0438ドルまでユーロ買いドル売りが進んだ。一巡後の下押しも1.0420ドル台で限られた。

 ユーロ円は小じっかり。4時時点では162.61円と2時時点(162.54円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。上げ幅を拡大したダウ平均を眺めながら、162.74円付近まで買い戻された。ドル円の重さに引きずられるも、162円半ばでは支えられた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.87円 - 156.75円
ユーロドル:1.0373ドル - 1.0438ドル
ユーロ円:162.20円 - 163.13円


(小針)
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