ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、堅調

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。2時時点では156.62円と24時時点(156.15円)と比べて47銭程度のドル高水準だった。米金利の上昇基調に後押しされてドル買いが強まった。目先の上値めどと見られていた20日高値156.58円を上抜けて、156.65円まで上げ幅を広げた。米10年債利回りは4.60%後半まで上昇している。

 ユーロ円は買い優勢。2時時点では163.19円と24時時点(162.78円)と比べて41銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれ高となり163円台乗せに成功。底堅い米株もリスク志向の円売りを誘い、9日以来の高値となる163.20円まで上値を伸ばした。
 他クロス円も総じて強含み、ポンド円が193.01円、豪ドル円は98.30円、カナダドル円も109.08円まで上昇している。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0419ドルと24時時点(1.0424ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇が重しとなるも、ユーロ円のユーロ高推移が支えとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.36円 - 156.65円
ユーロドル:1.0393ドル - 1.0457ドル
ユーロ円:161.88円 - 163.20円


(小針)
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