ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、強含み

　22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では156.15円と22時時点（155.81円）と比べて34銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じると円売り・ドル買いが先行。欧州市場序盤に付けた156.11円を上抜けて一時156.19円と日通し高値を更新した。
　なお、24時発表の12月米景気先行指標総合指数は前月比0.1％低下と市場予想を僅かに下回った。

　ユーロドルは頭が重い。24時時点では1.0424ドルと22時時点（1.0438ドル）と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いがじわりと強まり、一時1.0414ドル付近まで下押しした。

　ユーロ円は小高い。24時時点では162.78円と22時時点（162.64円）と比べて14銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出たため、じり高の展開となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：155.36円　-　156.19円
ユーロドル：1.0393ドル　-　1.0457ドル
ユーロ円：161.88円　-　162.90円

（中村）