ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では156.57円と2時時点(156.62円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.615%まで上昇した場面では、156.71円まで日通し高値を更新。米長期金利が上昇幅を縮小すると上値を切り下げたが、156.50円付近では支えられた。

 ユーロ円は下値限定。4時時点では163.09円と2時時点(163.19円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が上値を伸ばした場面では、追随して163.22円まで上げ幅を広げた。その後ドル円につれて下押すも、堅調推移の米株を眺めながら163円台は維持された。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.0416ドルと2時時点(1.0419ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇でドル高に振れた局面でも1.0412ドル前後では下げ渋った。もっとも、一巡後の戻りも1.0420ドル付近までと限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.36円 - 156.71円
ユーロドル:1.0393ドル - 1.0457ドル
ユーロ円:161.88円 - 163.22円


(小針)
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