ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、持ち直し

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は持ち直した。4時時点では155.93円と2時時点(155.58円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。2時過ぎにつけた155.52円で下落が一服。米長期金利が低下幅を縮小すると、徐々に下値を切り上げる展開となった。週末ニューヨーク午後に入り、持ち高調整の動きにも後押しされて一時156.02円前後まで上昇した。

 ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.0495ドルと2時時点(1.0514ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.60%台まで再び低下すると、1.0521ドルまで買われて僅かに日通し高値を更新した。もっともその後、長期債利回りの低下幅縮小とともにドル安の流れは止んだ。再び1.05ドルを割り込み、1.0494ドルまで上値を切り下げている。
 なおポンドドルは1.2502ドルまで上げ幅を広げたものの、大台維持はできずに1.2480ドル割れまで水準を落とした。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では163.66円と2時時点(163.59円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。163.50円台で支えられ、ドル円が156円台を回復した辺りで163.77円近辺までじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.85円 - 156.57円
ユーロドル:1.0412ドル - 1.0521ドル
ユーロ円:161.92円 - 164.08円


(小針)
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