東京マーケットダイジェスト・29日 円高、株高

ドル円:1ドル=155.01円(前営業日NY終値比▲0.53円)
ユーロ円:1ユーロ=161.85円(▲0.39円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0441ドル(△0.0011ドル)
日経平均株価:39414.78円(前営業日比△397.91円)
東証株価指数(TOPIX):2775.59(△18.69)
債券先物3月物:141.15円(▲0.03円)
新発10年物国債利回り:1.190%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。仲値前後で155.79円まで上昇する場面があったものの、昨日高値の155.98円手前では上値の重さが意識された。豪ドル円など一部クロス円の下げにつれたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中で持ち高調整売りなども進み、一時155.00円まで下押しした。

・豪ドル円は弱含み。10-12月期豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る結果となり、豪準備銀行(RBA)が次回(2月17-18日)会合で利下げに動くとの思惑が意識された。昨日安値の96.84円を下抜けて、一時96.80円まで下押しした。

・ユーロ円は上値が重い。10時過ぎに162.49円まで上昇したが、一巡後はドル円や他のクロス円の下げにつれて161.83円まで押し戻された。

・ユーロドルは小高い。狭い値幅内での動きとなったが、対円などでドル売りが進んだ影響もあり、1.0444ドルまでやや買いが入った。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反発。前日の米国株式市場でハイテク株を中心に買い戻しが入り、この日の東京市場でも買いが先行した。寄り付き後には一時430円超高まで上昇。ただ、半導体関連株への買いが続かなかったこともあり、その後はやや伸び悩む場面も見られた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。日経平均株価の上昇で安全資産とされる債券需要が弱まった一方、時間外の米長期金利低下を受けた買いが入り、前日終値を挟んだ水準でやや方向感を欠いた。

(岩間)
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