欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 30日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では154.15円と20時時点(154.49円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。米国の経済指標の発表を控えて、米10年債利回りが4.48%台まで低下し、ダウ先物もマイナス圏で軟調に推移していることで、一時154.10円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.0403ドルと20時時点(1.0400ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。この後の欧州中央銀行(ECB)理事会やラガルドECB総裁の会見を控えて、一時1.0390ドルまで本日安値を更新した。ただ、昨日安値の1.0383ドルが意識されると、その後は1.0400ドル台を回復した。

 ユーロ円は22時時点では160.37円と20時時点(160.68円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて、一時160.34円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.10円 - 155.25円
ユーロドル:1.0390ドル - 1.0429ドル
ユーロ円:160.34円 - 161.80円

(山下)
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