ユーロドル、伸び悩み 1.0424ドル付近まで下押し

 ユーロドルは伸び悩み。ラガルドECB総裁が理事会後の会見で「インフレ目標への持続的な回帰に向けた指標が進展」「2025年のうちにインフレ率2%の達成に自信」と述べたこともユーロ買い戻しにつながり、23時過ぎに一時1.0467ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後は上値が重くなった。ラガルド総裁が「経済は短期的に低迷が続く見通し」「世界の貿易摩擦はインフレ見通しを不確実にする」と話し、「利下げをどこで止めるかの議論は時期尚早」「次の措置は今後のデータ次第」と強調するとユーロ買いの勢いは後退したようだ。23時30分過ぎには1.0424ドル付近まで押し戻された。

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。