ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、買い一服

 12日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは買いが一服。4時時点では1.0389ドルと2時時点(1.0391ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ米大統領が自身のSNSに「プーチン露大統領と本日、電話会談を実施し、ウクライナでの戦争を終結させるための協議を開始することで合意」と投稿すると、ウクライナ停戦への期待から市場全般のリスク志向が改善。3時過ぎには一時1.0430ドルまで本日高値を更新した。もっとも、5日につけた直近高値の1.0442ドルが意識されると買いも一服し、その後は1.0380ドル台まで押し戻された。

 ドル円は伸び悩み。4時時点で154.36円と2時時点(154.62円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.62%台まで上昇幅を縮小した影響もあり、154.20円台までやや上値を切り下げた。

 ユーロ円は4時時点では160.37円と2時時点(160.67円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。3時過ぎに160.97円まで上昇したが、買い一巡後はドル円やユーロドルと同様に上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.38円 - 154.80円
ユーロドル:1.0317ドル - 1.0430ドル
ユーロ円:157.90円 - 160.97円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。