欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では149.62円と17時時点(149.45円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。17時台の下押し水準は149.20円台までとし、その後は切り返す展開に。時間外の米10年債利回りは先週末引け水準付近で上下に留まっていたが、ダウ先物は一時300ドル超まで上げ幅を拡大。リスクセンチメントの改善に後押しされて、149.67円までドル高・円安が進んだ。

 ユーロ円は下げ渋り。20時時点では156.81円と17時時点(156.80円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。独DAXが上げ幅を吐き出した場面では156.36円付近まで下押すも、その独株が持ち直すと反発した。米株先物のプラス推移も支えとなり、20時前に156.80円台を回復した。

 ユーロドルは20時時点では1.0480ドルと17時時点(1.0491ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。1.05ドル台を維持できなかったことで、持ち高調整と見られる売りに押され、一時1.0467ドル付近まで上値を切り下げた。もっとも、アジア早朝につけた本日安値1.0462ドルの手前では下げ渋っている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.85円 - 149.67円
ユーロドル:1.0462ドル - 1.0528ドル
ユーロ円:156.13円 - 157.26円


(小針)
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