欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 18日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では151.72円と20時時点(151.76円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。日銀の早期追加利上げ観測を背景にした日本の長期金利上昇が上値を抑える展開が続いており、151.68円前後まで弱含みに推移した。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0455ドルと20時時点(1.0462ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。サウジアラビアで開催された米露外相会談では、ウクライナ停戦に向けた前向きな結果が出なかったことで、1.0453ドル前後まで弱含みに推移した。
 ウシャコフ露大統領補佐官(外交担当)は、「あらゆる問題について米国と真剣な会話をした。プーチン露大統領とトランプ米大統領の会談に関して議論があったが、来週中の会談は今のところ予定されていない」と述べた。

 ユーロ円は22時時点では158.63円と20時時点(158.78円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドルが弱含みに推移していることで、158.60円近辺まで売りに押された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.24円 - 152.22円
ユーロドル:1.0452ドル - 1.0486ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.20円


(山下)
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