欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、円売りの勢い一服

 12日の欧州外国為替市場でドル円は円売りの勢いが一服。20時時点では153.58円と17時時点(153.70円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。17時頃に5日以来、1週間ぶりの高値を153.89円まで更新したところで円売り・ドル買いの流れは一巡。ただ、153.42円まで下押し後に153.70円付近まで戻しており、底堅さは維持した。


 ユーロ円も底堅い。20時時点では159.35円と17時時点(159.46円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。やはり1週間ぶりの高値159.67円をつけたところで円売りが一服。しかし下押しは159.06円前後までと大台割れを回避して、欧州株が総じてプラス推移を維持するなか159.44円前後へ持ち直した。

 ユーロドルは本日高値圏でもみ合い。20時時点では1.0375ドルと17時時点(1.0374ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.0380ドルまでわずかながら上値を伸ばし、昨日高値1.0381ドルに迫ったものの足踏み。しかし下押しは1.0365ドル前後までと小幅で、底堅さを維持した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.38円 - 153.89円
ユーロドル:1.0354ドル - 1.0380ドル
ユーロ円:157.90円 - 159.67円

(関口)
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