欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 31日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では154.81円と20時時点(154.67円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。米12月PCEデフレーターの発表を控えて動きづらくはあったものの、欧米株価指数の底堅さを背景に154.89円前後まで買い戻された。

 ユーロドルは下落一服。22時時点では1.0382ドルと20時時点(1.0376ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。本日のNYカットオプション(1.0375ドル・1.0400ドル)が値動きを抑制し、1.03ドル後半で推移した。1月独CPI速報値は前年比+2.3%と予想+2.6%を下回ったが、相場の反応は鈍かった。

 ユーロ円は持ち直した。22時時点では160.72円と20時時点(160.49円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。欧米株価指数のプラス推移が支えとなり、160.80円台までユーロ高円安に振れた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.92円 - 154.94円
ユーロドル:1.0365ドル - 1.0413ドル
ユーロ円:159.92円 - 161.05円

(山下)
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