欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、堅調

 11日の欧州外国為替市場でドル円は堅調。22時時点では152.37円と20時時点(152.13円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.53%台まで上昇幅を拡大するなか、円売り・ドル買いが優勢に。クロス円全般が強い地合いを維持したこともサポートなり、一時152.41円まで本日高値を伸ばし、昨日高値の152.54円が視野に入ってきている。

 ユーロ円は22時時点では157.28円と20時時点(156.94円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。全般円安が進んだ流れに沿って一時157.36円まで上昇している。また、ポンド円は188.67円、豪ドル円は95.75円、NZドル円は86.08円までそれぞれ強含んでいる。

 ユーロドルは22時時点では1.0322ドルと20時時点(1.0316ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。1.0329ドルまでやや値を上げているが、米長期金利が上昇していることもあり上値は限られている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.65円 - 152.41円
ユーロドル:1.0292ドル - 1.0329ドル
ユーロ円:156.26円 - 157.36円


(越後)
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