欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り優勢

 5日の欧州外国為替市場でドル円は売り優勢。20時時点では152.64円と17時時点(153.33円)と比べて69銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.47%付近まで低下幅を拡大したことでドル売りの流れが継続。日銀の早期利上げ観測が高まっていることも引き続き重しとなり、一時152.55円まで下値を広げ昨年12月13日以来の安値を付けた。

 ユーロドルは堅調。20時時点では1.0425ドルと17時時点(1.0401ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴ってドル安基調が続き、一時1.0430ドルまで上値を伸ばしている。また、ポンドドルは1.2550ドル、豪ドル米ドルは0.6290米ドルまで値を上げている。

 ユーロ円は20時時点では159.12円と17時時点(159.47円)と比べて35銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて158.85円まで下げたが、ユーロドルが上昇したため一巡すると159円台を回復している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:152.55円 - 154.46円
ユーロドル:1.0370ドル - 1.0430ドル
ユーロ円:158.85円 - 160.31円


(越後)
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