欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、方向感ない

 14日の欧州外国為替市場でドル円は方向感がない。22時時点では152.73円と20時時点(152.51円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。欧州入り後は152円台半ばから後半を行ったり来たりする程度。この後に1月米小売売上高など米重要指標を控えて様子見ムードが広がっている面も方向感を鈍くしている模様。ベッセント米財務長官が「他国が関税を下げない場合、関税は非常に大幅なものになる可能性」などと述べたが、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0471ドルと20時時点(1.0467ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢の本格参入を控えて1.04ドル台後半で推移している。

 ユーロ円は22時時点では159.94円と20時時点(159.63円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。159円台半ばから後半で上下しているが、大きな方向感は出ていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:152.39円 - 153.15円
ユーロドル:1.0447ドル - 1.0488ドル
ユーロ円:159.43円 - 160.19円


(越後)
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