欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、円買い優勢

 13日の欧州外国為替市場でドル円は円買い優勢。20時時点では153.79円と17時時点(154.27円)と比べて48銭程度のドル安水準だった。東京昼過ぎまで見られたリスクオンの反動が入り、153.77円まで円高・ドル安推移。一時持ち直した時間外の米10年債利回りが再び4.60%割れへ低下したことにも引きずられた。154円付近で推移する90日移動平均線を下抜く重い動きで、日足一目均衡表・雲の下限153.60円や同・転換線153.41円といった水準が意識されつつある。

 ユーロ円も円高方向へ傾斜。20時時点では160.19円と、17時時点(160.84円)と比べて65銭程度のユーロ安水準だった。160.40円台で低下中の21日線を上回る水準に重さが感じられ、リスクオンの巻き戻しから下値を広げる動きに。160.14円まで下落した。

 ユーロドルは小安い。20時時点では1.0416ドルと17時時点(1.0426ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落幅拡大にやや引っ張られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.77円 - 154.67円
ユーロドル:1.0383ドル - 1.0440ドル
ユーロ円:160.14円 - 161.19円

(関口)
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