欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 17日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では151.50円と20時時点(151.61円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。NY市場がプレジデンツデーの休場ため閑散取引の中、東京市場からの日銀の早期利上げ観測を背景とした円買いの流れが続いており、一時151.40円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0472ドルと20時時点(1.0489ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。本日の欧州緊急首脳会議への警戒感やユーロ円の下落を受けて、一時1.0469ドルまで下値を広げた。
 ナーゲル独連銀総裁は、「インフレ目標2%に到達する可能性が高まりつつある」と述べた。

 ユーロ円は22時時点では158.66円と20時時点(159.02円)と比べて36銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下押しに連れて、158.54円まで下値を広げた。
 
 円はほぼ全面高の展開となっており、豪ドル円は96.34円、NZドル円は86.83円、加ドル円は106.74円、ポンド円は190.69円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.40円 - 152.39円
ユーロドル:1.0469ドル - 1.0506ドル
ユーロ円:158.54円 - 159.87円

(山下)
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