欧州外国為替市場概況・22時　ドル円、底堅い

　24日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では149.77円と20時時点（149.62円）と比べて15銭程度のドル高水準だった。やや上昇した米・中長期金利を眺めながらドル買いが強まると、149.83円まで日通し高値を更新。もっともニューヨーク勢の本格参入前に150円を試すほどの勢いはでず、一巡後は149.70円台を中心に上下している。

　ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0469ドルと20時時点（1.0480ドル）と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。独株は底堅く、独長期金利は若干ながら上昇しているもののユーロの支えとはならず。ユーロポンドやユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの伸び悩みも重しとなり、1.0460ドルまで日通し安値を更新した。

　ユーロ円は22時時点では156.79円と20時時点（156.81円）と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。目立った方向感は出なかったものの、20時台の下押しも156.60円台に留まり、下値は固い印象だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：148.85円　-　149.83円
ユーロドル：1.0460ドル　-　1.0528ドル
ユーロ円：156.13円　-　157.26円


（小針）