東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 25日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では150.16円とニューヨーク市場の終値(149.72円)と比べて44銭程度のドル高水準だった。本邦勢の本格参入後は5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買いが観測され、昨日高値の149.87円を上抜けて上げ幅を拡大した。節目の150円台も回復し、一時150.19円まで値を上げた。

 ユーロ円はしっかり。10時時点では157.12円とニューヨーク市場の終値(156.72円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時157.14円まで上昇。連休明けの日経平均株価は一時650円近く下落する場面があったが、相場への影響は限られた。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0463ドルとニューヨーク市場の終値(1.0468ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。円絡みの取引が中心となったため、1.0460ドル台での方向感を欠いた動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.65円 - 150.19円
ユーロドル:1.0460ドル - 1.0470ドル
ユーロ円:156.63円 - 157.14円

(岩間)
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