ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、一進一退

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一進一退。2時時点では149.09円と24時時点(149.17円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。2月米消費者信頼感指数が低調な結果となり、ダウ平均がマイナス圏に沈むとリスク回避の売りが優勢に。米10年債利回りが低下幅をさらに拡大したことも売りに拍車を掛け、昨年12月3日安値の148.65円を下抜けて148.57円と昨年10月11日以来の安値を更新した。ただ、市場では「月末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが入ったのでは」との声が聞かれるなか、一巡後は149.10円台まで急反発した。

 ユーロ円は下値が堅い。2時時点では156.51円と24時時点(156.67円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下げたことにつれて156.17円付近まで下げたが、本日安値の156.09円を前に156円台半ばまで切り返している。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0497ドルと24時時点(1.0502ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の大幅低下を支えに1.0519ドルまで値を上げたが、昨日高値の1.0528ドルが目先のレジスタンスとして意識されると1.05ドルを割り込んでいる。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.57円 - 150.30円
ユーロドル:1.0456ドル - 1.0519ドル
ユーロ円:156.09円 - 157.31円


(越後)
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