海外マーケットトピックー英防衛費、GDP比3%までの引き上げ目指す

<市場動向>
・米国株式市場-ダウは続伸、ナスダックは4日続落
・米債券市場-10年物国債利回り、4.29%に低下
・NY原油先物-4月限の終値は前営業日比1.77ドル安の1バレル=68.93ドル
・NY金先物-4月限の終値は前営業日比44.4ドル安の1トロイオンス=2918.8ドル
・CME225先物-大阪取引所の日中比で下落、37955円で引け
・VIX指数-19.43に上昇 主力ハイテク株が安い

<海外経済指標>
・2月米消費者信頼感指数 98.3、予想 102.5
・2月米リッチモンド連銀製造業指数 +6、予想 -2
・12月米ケース・シラー住宅価格指数(前年比) +4.5%、予想 +4.4%
・10-12月期米住宅価格指数(前期比) +1.4%、予想 +0.3%
・12月米住宅価格指数(前月比) +0.4%、前回 +0.3%

<海外の要人発言>※時間は日本時間 
・25日22:35 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「現在の金融環境が消費や投資を大きく抑制しているとは考えにくくなってきている」
「インフレのプロセスの性質が持続的に変化した可能性が高い」
「ユーロ圏の自然利子率は過去2年間で顕著に上昇している」
・25日23:04 メルツ独キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)党首
「連立協議をイースターまでに完了できると楽観視」
「社会民主党(SPD)との連立協議がすでに進行中」
・26日00:05 ベッセント米財務長官
「民間セクターは景気後退に入っている」
「10年国債利回りに特に注目している。トランプ大統領の政策によって低下するとみている」
「関税は重要な収入源であり、他の経済の不均衡を管理するのに役立つ」
「中国は経済的不均衡を引き続き拡大する可能性が高い」
「中国は本当にもっと消費を増やす必要がある」
・26日01:48 バー米連邦準備理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)
「金融政策は金融安定性と密接に結びついている」
「今こそ金融安定性へのリスクを検討すべき時」
・26日02:23 ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「利下げ停止について議論するのは時期尚早」
・26日02:25 スターマー英首相
「イギリスはGDPの2.5%を防衛費に支出する予定」
「防衛費の増額はイギリスの産業基盤を再構築する機会」
「経済および財政状況次第で、イギリスはGDPの3%を防衛費に充てることを目指す」
「国家安全保障へのアプローチを変更する必要がある」
・26日02:26 エブラルド・メキシコ経済相
「メキシコと米国は次回の会合の日程を近々決定する予定」
・26日02:58 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「経済は良好な状態」
「今後の政策変更が経済に与える影響については、様子を見る姿勢」
「不確実性があるため、インフレ抑制の最終段階では慎重な対応が求められる」
「インフレが目標に戻るという確信が得られるまで、金融政策は緩やかな引き締め状態を維持すべき」

<一般ニュース>
・米ホーム・デポ、通年減益見通し 消費抑制傾向など重し=ロイター
・米のアルミ関税、国内で10万人の雇用喪失招く可能性-アルコアCEO=ロイター
・USスチール・日鉄、買収「救済」へ最後の努力 米高官との会談模索=報道=ロイター
・世界のLNG需要、40年までに60%増加へ-英シェル=ロイター
・ゼレンスキー大統領、トランプ米大統領と28日会談の予定-ロイター=BBG
・ドイツ国債に発行急増の可能性、防衛基金2000億ユーロ検討で=BBG
・英防衛費、GDP比3%までの引き上げ目指す-スターマー首相が表明=BBG
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