ドル円、上値重い 149.24円付近まで下押し

 ドル円は上値が重い。米10年債利回りが上昇に転じた場面では円売り・ドル買いが優勢となり一時149.89円と日通し高値を付けたものの、節目の150.00円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重しとなり、149.24円付近まで下押しした。市場では「月末が近づく中、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との指摘もあった。

(中村)
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