欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、方向感模索

【訂正:ドル円概況、米長期金利の「低下幅縮小」を「上昇幅縮小」に訂正しました】
 
 26日の欧州外国為替市場でドル円は方向感を模索。20時時点では149.52円と17時時点(149.52円)とほぼ同水準だった。本日高値の手前149.50円台で伸び悩み、米長期金利の上昇幅縮小を眺めて149.20円台に下押した。もっとも下値の堅さを確認するにとどまり、再び149.50円台に切り返すなど方向感が定まらなかった。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0497ドルと17時時点(1.0493ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに1.0510ドル台まで値を上げるも一時的。その後は欧州株が上昇するも反応は薄く、1.0490ドル台に下押した。しかしながら、15時過ぎに付けた本日安値1.0487ドルが目先のサポートとして意識されると1.0500ドル台に値を戻すなど、1.05ドルを挟んだもみ合いとなった。

 ユーロ円は様子見。20時時点では156.95円と17時時点(156.89円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドル共に方向感が定まらなかったこともあり、主体性を欠く動き。157円台に乗せると上値が重い一方で、156.60円に下押した後は底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.63円 - 149.63円
ユーロドル:1.0487ドル - 1.0525ドル
ユーロ円:156.42円 - 157.10円


(川畑)
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