東京外国為替市場概況・10時 ドル円 底堅い

 27日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では149.13円とニューヨーク市場の終値(149.10円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。やや円買いが先行し、一時NYタイムの安値148.81円を下回る148.75円まで弱含んだ。ただ、時間外の米長期金利の上昇も支えに下げ渋ると、仲値公示に向けて買いが強まり149.18円まで小幅高となった。

 ユーロ円は下げ渋る。10時時点では156.25円とニューヨーク市場の終値(156.33円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げにつられ昨日の安値を下回る156.00円まで弱含んだ。日経平均の上昇も下支えに大台割れは回避するも、156円前半で上値が重い。

 ユーロドルは小幅安。10時時点では1.0477ドルとニューヨーク市場の終値(1.0485ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米長期金利の上昇が重しとなり、1.0474ドルまでじり安となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.75円 - 149.18円
ユーロドル:1.0474ドル - 1.0493ドル
ユーロ円:156.00円 - 156.38円


(金)
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