ドル円 149.50・150.00円OP以下へ押し戻される

 ドル円は昨日、目先の重しになると考えられた149.50円に観測されるオプション(OP)を上抜け、次に主だったOPが観測される節目150.00円も上抜けた。しかし150円台では上値に重さが感じられ、押し戻されている。

 結局、これらのOPを上回った水準の重さを嫌気するように、足もとで149円前半まで調整の反落が進んだ。ここからは149.50円OP前後で戻りが停滞しやすく、上抜けても150.00円OP前後が再び重いパターンを想定。支えとなりそうな買いやOPが付近に乏しい下方向のリスクを念頭に臨みたい。

(関口)
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