欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 4日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では148.21円と20時時点(148.79円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時4.12%台まで低下したほか、日欧米株価が一段と下落したことで円買い・ドル売りの流れが継続。一時148.10円まで下値を広げた。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0553ドルと20時時点(1.0511ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ高水準だった。フォンデアライエン欧州委員長が提案した8000億ユーロ規模の欧州再軍備などを好感して、一時1.0556ドルまで上昇し、年初来高値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では156.41円と20時時点(156.40円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたためユーロ円自体は大きな方向感が出ていない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.10円 - 149.65円
ユーロドル:1.0471ドル - 1.0556ドル
ユーロ円:155.93円 - 157.20円

(山下)
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